地域の力で子どもたちの未来を守りたい
- 通学路の整備
子どもたちの通学路にはたくさんの危険が潜んでいることを校外指導委員の活動を通して知りました。
地域の方が見守り活動をして下さっており、小学生を持つ親としては感謝の気持ちでいっぱいですが、まだまだエリアによっては見守り活動が行われていない地域も存在します。
早急に、通学路の整備を進めていきます。 - 子ども達がのびのびと遊べる場所をつくりたい
子どもたちが遊べる場所は限られており、道路などで遊んでいる姿もよく見かけます。
空いている土地の有効活用や公園の整備を進め、子どもたちの元気な声が響く場を作っていきたいと思います。
高齢者がいきいきと過ごせるコミュニティづくりを広げたい
- 高齢者が地域の守り手として活躍できるような街づくりを進めたい。
人生の先輩方の経験や見識は、地域のつながりの要となります。同世代の方々のコミュニティも大事ですが、「先達」として活躍していただける場を積極的に作っていきます。
- 隣近所や地域で助け合える環境づくりを
「駅やバス停までの道のりまでが辛くなり、車の運転にも不安を感じる」との声を伺っています。日々の買い物がままならないというお話も。
ミニバスの運行や、地域商店との連携を模索していくことなどで地域で高齢者の不安を解決する策を共に考えていきます。
障がい者の弟から学んだこと 特別扱いではなく交流の場を
一口に障がい者といっても知的障害や身体障害など様々です。日常生活に支障がでる場所や機会も様々です。
私の弟はダウン症候群という障害をもっていて、難しいことはできませんが、日常生活はすることができます。
同じダウン症候群でも、日常生活にも困難を生じる方もいらっしゃいます。画一的な支援では補えないことが多いようです。
弟は毎日バスに乗って作業所へ通い、一所懸命、仕事をしています。
弟は絵を描くことが大好きです。
家族のためにとても美味しい珈琲を淹れることもできます。
そんな弟のことを知った、近所に住むある方が弟の友達になってくれました。
その方は父親と同じくらいの年齢ですが、弟と過ごす時間を楽しんでくださり、一緒にお昼ご飯を食べに行ったり、一緒に床屋に行ったりと毎週のように二人で出かけています。
弟にとって週末にでかけることは人生の糧になっています。
また、その方はボランティアとして弟と出かけるのではなく、楽しいから一緒に出かけるのだと話してくださいます。
そんな素晴らしい出会いも地域のつながりから生まれました。
最初は弟を近所で見かけるだけだったそうですが、まずは父にふと声をかけてくださったことから、弟の障害について話しをするうちに、交流が生まれました。
私は障がい者だけを特別扱いするのではなく、全ての人が交流できることが良いと考えています。
ただ、障害を持つ方たちと普段接したことがなければ、二の足を踏んでしまうことがあるのも理解しています。
地域には様々な方が暮らしています。
一人の力、家族の力で乗り越えていかなければならないことはとても多いですが、世代や性別を超えて交流が生まれていけば、地域で支え合うことがもっとできる気がします。
地域のつながりから生まれたかけがえのない絆が、弟の人生を豊かにしてくれたように。
地域の力で、誰もが住みやすい街にしたいと考えています。